すのこ収納ボックスの作り方

すのこで収納ボックスDIY DIY

こんにちは。カセットコンロがぶっ壊れたので新しいやつをポッチとやりました。
新しいコンロ、コンパクトでなんかカッコいいやん。

カッセットコンロってどうやって収納してます?
前のコンロは入っていた箱に入れてましたが、出し入れしてるとボロボロに。
そうだ!ピッタリな収納ボックスを作ろう!
それも過去何回か使っているすのこを使って安く簡単に作ろう!!
という事で作り始めましたが、またまた失敗の連続でした。
失敗事例を含めて、簡単な作り方をご紹介します。
成功率が上がる裏技も発見しました!!
これから収納ボックスを作ろうと思われている方にご参考になれば幸いです。

やりたかったこと

①コンロのサイズにぴったりで、出し入れがし易い。⇒サイズ測って作るので当然クリア!!
②軽くて丈夫。⇒すのこなので、めっちゃ軽い!!
③たかがコンロを収納するだけなので、安く仕上げたい。⇒材料費で1,000円程度です。!!
④もちろん、おしゃれなやつ。⇒見る人による?

用意したもの(主なもの)

①すのこ(コーナン)(長さ75㎝2組入ってたったの767円!!)
②トランク取っ手(コーナン)393円
③ハンマー(ダイソー)
④パッチン錠(コーナン)217円×2個
⑤ワトコオイル(クリア)
⑥アクリル絵具(イエローオーカー)
⑦マスキングテープ
⑧ビス
⑨木工ボンド

STEP1(設計図失敗その1)

設計図ってええ加減に作ると、失敗します。
どんな失敗かと言うと、

分かります?側面の板の高さが、正面の板と違います。
これは側面の板を底板の上に載せる設計にしたからです。
正解は、側面の板は底板の横に付けて、正面と裏面の板の長さは両側面の板の厚さ分をプラスしないといけなかったんです。(めっちゃ 恥ずかしい失敗です。ハイ)
写真の設計図は、それに気付いた後に作った図です。
ボックスの内寸(350㎜)に、すのこ両側の厚み(7㎜+7㎜)をプラスするのが正解です。

STEP2(すのこを解体)

ホームセンターに売ってるすのこは、100均のすのこと物が違います。
桐なので、軽くて加工し易いです。厚さが7㎜もあるので頑丈です!!
解体の方法ですが、
中央の板から解体する。
板と梁の接点付近を、ハンマーで結構強めに叩く
 少々強く叩いても板が折れることは無かったです。
③接着剤を使っているので、綺麗に外れない事も多々あります。
そんな時は、ノミと金槌を使えばほぼ平らに削れます。
④気を付けることは、同じすのこでも廟で留めてあるやつは、解体が難しいと思います。

この2組1セットのすのこで、基本収的に今回の収納ボックスは作れます。
パッチン錠を付けた飾り板と4つの柱は端材を使っています。

STEP3(すのこをカット)

①設計図を作ったら、そのサイズですのこをカットします。
コンロにピッタリなサイズにしようとすると、すのこを縦に真っ直ぐカットする必要が出てきます。
こんな時は、ソーガイドを使います。(賃貸なので、騒音防止の為手鋸しか使いません。)
私は、このソーガイドを使う様になって、縦に真っ直ぐ長く綺麗にカットするのが怖くなくなりました。と言うぐらいこのソーガイド半端ね~ぐらい使えます!!
使い方は、
①平行スライダーをけがき線と平行に滑らせる様に、端材等の木とすのこを固定
②その木をスライダーをスライドしながら、カットしていく。
③カットする前に、付属のダミープレートを使ってケガキ線の上にノコがのっていくかを確かめます。
④③が確認できれば、ダミープレートを鋸に替えて、ゆっくりカットしていけば美しい~カットができますよ。

同じ要領でソーガイドを使って、すのこをカットしてダッサ~い洗面台をリメイクしました。
よろしければこちらもご覧ください。
「すのこで洗面台をリメイクする方法(カットして貼るだけ)」https://danjirinuma.com/diy-wash-basin-remake

STEP4(組立て:失敗その2と裏技)

①底板の固定(すのこを並べて両端を端材等で固定する)
②正面・裏面板と柱の取付
柱は、両側面に7㎜、底面と上蓋用にそれぞれ7㎜空けて柱をボンドで取付ます。
7㎜はスノコの厚さです。

③底板と正面・裏面板の取付
直角に取り付けないと、蓋が閉まらなかったり、隙間が空いたりします。
この時底板は端材で固定していない状態でしたが、先に端材をボンドで固定した方がやり易いと思います。

④側面板の取付

ここで失敗に気付きました!!
底板を固定する為にボンドで端材をくっ付けたのですが、側面を先に取り付けたので電動ドライバーが側面に引っ掛かり、端材の中央にビスを打てなくなりました。
先に底板の端材にビスを打ってから側面を取り付けるのが正解です。

⑤上蓋の調整(裏技)
上蓋がピッタリはまるか調整する時、蓋の裏表にマスキングテープを貼るといいです。
意外としっかり仮固定できますし、もちろん綺麗に剥がれます。
上蓋は端材を使ってビスで固定するので、先ずはテープで仮固定し実際にピッタリはまるかどうかを確認します。
ピッタリはまらなかったので、すのこの順番を変えて何回かトライして一か所だけの調整で済むことが分かりました。
今回は、一番手前のすのこが少し長かったので、そのすのこだけマスキングテープを剥がしてカットし調整が終了しました。
マスキングテープを仮固定に使う裏技でした。

今回の経験から、次の順番でやると上手くいくと思います。
①底板の固定(すのこを並べて両端を端材等で固定する)
②正面・裏面板へ柱の取付
③底板と正面・裏面板の取付
④側面板の取付
⑤上蓋の調整

STEP5(ステンシルとワトコオイル)

①ステンシル
私はいつもコピー用紙で、ステンシルの型をくり抜きます。
紙なのでデザインナイフで細かな文字も切り抜けるし、パソコンやコピー機で大きさも簡単に変えられます。
都度切抜きしないといけないので少し面倒ですが、メリットの方が大きいと思います。
詳しいやり方は、こちらをご覧ください。「コピー用紙で超簡単ステンシル

②ステンシルが乾いたら、箱と上蓋をワトコオイル(ナチュラル)で塗装しました。
ナチュラルは、素材をそのままに綺麗に見せてくれるので、メッチャお勧めです。 

③上蓋の上に付けるパッチン錠用の端材も、この段階で塗装します。
 なるべく皮のベルトの様なイメージを出したかったので、アクリル絵具(イエローオーカー)
 で塗装しました。(タマタマあっただけです…)

STEP6(端材で上蓋を固定)

①裏からビスで端材を上蓋に取付けます。
 これで上蓋がガッシリして、乱暴に開け閉めしても大丈夫です。
②下穴を開ける時深すぎて上の端材も突き抜けない様に、マスキングテープで印を付けてやると上手くいきます。

②正面にも同じ端材をボンドで取付け、端材と端材をパッチン錠で連結します。
③最期にトランク取っ手を取り付けますが、その際、裏側にも補強の端材を使ってます。
これは必要だと思います。

完成

上蓋がピッタリ開け閉め出来るので、開け閉めする度にニンマリ。

ちょっと一言

当初は、すのこをカットして組み立てるだけじゃんと舐めてました。
最初からきっちり縦、横、高さを考えて設計図を作っておけば、もっと楽に作れたのにと反省です。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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