100均すのこでテーブル天板自作

テーブル天板自作 DIY

こんにちは。100均すのこでテーブルの天板をDIYしました。材料費は1,000円程度です。
すのこをカットしてオルテガ柄を作っていくのですが、やり方はいたって簡単です。
ご紹介する道具とやり方で失敗の確率はかなり減ると思いますので、ご紹介します。
テーブルの天板自作にご興味のある方に少しでもお役に立てれば幸いです。

やりたかったこと

①キャンプで利用するフィールドラックにピッタリな天板にしたい。
②持ち運びするので、軽いものがいい。
③キャンプサイトがブラックとブラウンが基調なので、それに合う色にしたい。
④オシャレなオルテガ柄にしたかった。

用意したもの

【天板の材料はこれだけ】
①MDFボード(厚さ2.5㎜):コーナン
②桐すのこ(40×25)6セット:セリア
【以下は成功率、作業効率を飛躍的に高める道具です。】
③止型スコヤ(45度の線を超簡単に正確に引ける道具)
④あさり無しノコ(正確に線に沿ってカットする為のノコ)
⑤セメダイン木工用速乾(セリア)
【以下はすのこ解体に使いました】
⑥ハンマー(100均)
⑦のみ
⑧紙やすりとやすりホルダー
【塗料はお好みで】
⑨ブライワックス(ジャコビアン)
⑩ブライワックス(ラスティックパイン)
⑪ワトコオイル(ナチュラル)
⑫ワトコオイル(ダークウオルナット)
【防水をしないなら不要です】
⑬みつろうクリーム(木工用)

STEP1(デザイン図の作成)

今回はオルテガ柄にしました。前からず~と気になっていていたやつです。
4辺が同じひし型等のパーツを組み合わせて作るデザインですが、Piterestで検索すると素晴らしいデザインの作品がたくさん出てきます。
でもあまり凝ったデザインにするとパーツの数が多くなり、カットミスによる歪みの確率も上がってきます。
始めて挑戦する際は、長方形のパーツも入れて面積を稼ぐことをお勧めします。
色もたくさん使うと大変です。私は2種類の塗料で合計4色使いましたが、2色でも問題なく綺麗なオルテガ柄が出来ます
写真の色や番号は、貼る場所や色を間違えない様に作業した跡です。

SUTEP2(MDFボードのカット)

テーブルの大きさを測って、カット(ホームセンターにお願いしました。)
ユニフレームフィールドラックの場合、内側にピッタリ入るサイズは590㎜×340㎜です。
このラックはコーナーが丸くなってるので、ボードのコーナーもやすりで削りました。
MDFボードは安くて軽く、歪みもあまりないみたいです。
土台なので塗装も無しです。

STEP3(すのこの購入と解体)失敗しないポイント①

桐すのこは軽いしカットし易いしので、いろんな物に使えますよね。
今回は6セット購入しましたが、天板が3本余りました。
ここで購入する際のポイントがあります。同じ桐すのこですが、木材なので色合いが違います。
ベースの木材の色合いが違うと同じ塗料を塗っても違いが出ます。
綺麗に色を揃えたいなら、なるべく同じ色合いのすのこを購入してください。
又100円なので、失敗するケースも想定して多めに購入した方が安心ですよね。
私は塗装の際にこのことに気づきましたが、遅かりし。(前にも同じ失敗をしてます。成長してない…。)【ウォーターベースウッドダイ、ブライワックス重ね塗り失敗例

解体は、100均ハンマーを使って板と梁の接点付近を軽く叩きます。
中央の板から解体するとやり易いです。
それでも、綺麗に外れず梁が一緒にくっ付いて剥がれた場合は、ノミやヤスリで平らにします。

解体できたらやすり掛けをします。
今回はストックがあった240番を使いましたが、柔らかい木材なのでもう少し上の番手でも良いと思います。
やすり掛けは、やすりホルダーがあれば効率が上がり疲れません
このやすりホルダーはグリップがあって、めっちゃ使い易くやすり掛けが格段に楽チンになりました。丈夫ですし高いものでは無いのでお勧めです。

STEP4(すのこをパーツにカット)失敗しないポイント②

セリアのすのこ一本の幅は34㎜でした。
同じ辺の長さのパーツを45度には、47㎜でカットすれば同じ長さになりました。
オルテガ柄の天板を綺麗につくるには、各パーツを正確にカットすることです。
その為には、以下の3つの道具を使えば精度がめっちゃ上がります。
①止型スコヤを使えば、楽に正確に45度の線を引くことが出来ます。
今回は使いませんが、例えば板と板が90度になっているかをチェックするのも使えます。
Amazonの口コミも抜群でしたので、今回この為に購入しました。

②あさり無しノコ
あさり無しノコは切り口が綺麗なのでパーツとパーツも綺麗に一直線で接することができます。

③ノコを直角にする為の添え木。(端材を直角にくっ付けただけの自作品)
ノコが斜めになってしまうと、パーツとパーツの断面がピッタリ接するこが出来ません。
引いた線に沿って添え木を置いて押さえながら添え木に沿ってノコを使えば、
かなり精度の高いパーツを作ることが可能になると思います。
因みにこの添え木は、内側の直角を使ってドリルで真っ直ぐ穴を開ける際にも使っています。

STEP5(試し置き⇒微調整⇒面取り)

正確にカットしたつもりでも、機械ではないので誤差が出る場合があります。
こんな場合は、微調整します。
微調整する線を引く⇒その上に添え木を置く⇒カットするの順番です。

試し置きで綺麗に一直線に貼れる事が確認できたら面取りしました。
面取りした方が見た目のクオリティが違いますので、面倒ですがお勧めです。

STEP6(パーツの塗装)

STEP5でパーツが出来たら、塗装します。
最低2色あれば、綺麗なオルテガ柄を作ることができると思います。
今回は、同じ茶系で塗料を分けて4種類使いましたがここまでの必要が無かったかも。
写真のホワイトは今回使用していません。

STEP7(中央から仮置き(微調整)⇒塗装⇒貼る)失敗しないポイント③

効率を考えると一機にカット⇒塗装⇒貼るをやりたいところですが、機械ではないのでカットの微調整が発生するリスクがあります。
中央の1周から、1サイクル:仮置き(微調整)⇒面取り⇒塗装⇒貼るを繰り返しすることがポイントだと思います。
内側の1周のパーツを貼ってから、次の1サイクル仮置きしないとパーツがズレます。
STEP4のパーツを正確にカットすることと、STEP7の中央から1サイクル毎に進んで行くことが、最も重要なポイントだと思います。
尚、パーツの固定にセメダイン木工用速乾(セリア)を使いましたが、直ぐ固まって次のサイクルに移れるのでお勧めです。

STEP8(はみ出したパーツのカットと防水処理)

全て貼り終えるともう完成した様なもんです。
①裏返して同じように添え木を使って慎重にカットしていきます。

②天板が完成した後、防水処理をしました。
ワトコオイルはあまり防水は気にしないですが、ブライワックスは水に弱いです。
塗れたコップなんかを少しの時間置いてるとコップの形がついてしまうぐらいです。
なので、みつろうクリームを使って防水処理をしました。匂いも無いしメッチャ使い易いのでお勧めです。塗り方と効果の説明がありますのでこちらもごらんください。
キャンプテーブルDIY折りたたみ

完成

ユニフレームフィールドラックにぴったり収まりました。
前から気になっていたオルテガ柄の天板が出来てご機嫌です!!
茶系で作ったので、IRテーブルと並べても一体感があります。
早くキャンプに持っていきたい。

最期に一言

始めてオルテガ柄に挑戦しましたが、必要なものは根性・根気だけで、難しい道具は一切使わず、作業は単純、誰でも作れると思います。
しかもデザインは無限、リジナルの自分好みのテーブル天板が1,000円ぐらいで出来るなんてすごいと思いませんか。100均畏るべし!!
最期までご覧いただきありがとうございました。

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