こんにちは。初めてスツールDIYに挑戦しました。
スツールはサイドテーブルやガーデニング、ディスプレイの台等活用の幅は大きく、1つは欲しいと思ってました。
しか~し、作ってみると失敗の連続で、簡単とは言えませんでした。
私が実際にやらかした失敗のご紹介と、上手く行くと気付いたポイントをご紹介します。
これから初めて作られる方に少しでも、ご参考になれば嬉しいです。
やりたかったこと
①リビングのソファーで映画鑑賞をする際に、飲み物を置く台が欲しかった。
②リビングのテーブルの高さに合う椅子を追加で欲しかった。
③リビングテーブルと同じテイストの椅子にしたかった。
④丸い座面で、表面はダボがない綺麗な座面にしたかった。
⑤端材が余っていたので、これを何とかしたかった。
用意したもの(主なもの)
①無垢杉板(厚24㎜):端材
②赤松(30㎜×40㎜)端材+失敗したので追加で一本購入
③ホワイトウッド(端材)
④プロトラクター(角度測定2本竿):今回新たに購入
⑤木工ペッカー80(曲線がカットできる手鋸):今回新たに購入
⑥鋸ヤスリ
⑦ノコギリ(あさり有+あさり無し)
⑧電動ドリル用皿取錐
⑨ボンド
⑩ビス(3.8×51)
⑩電動ドリル
⑪420番紙やすり
⑫ブライワックス(ジャコビアン)+スチールウール
⑬ターナーミルクペイント(インクブラック)+筆
作り方STEP1(設計図)失敗その1
①ネットを色々探して、高さ40㎝+脚の角度75度にしました。
②しか~し、角度を正確にカットできず、角度を変えてやり直ししたので、
高さ391㎝、脚の角度85度になりました。掲載しているのは、やり直し後のサイズです。
ここでドジな失敗その1。
脚の長さが367㎝ですが、このサイズでカットして短いのに気付きました。
脚は5%の角度がついているので、その角度の分の長さも足さないといけませんよ~。
え!そこ?と思われますが、ハイ、ソコに気付きませんでした。
でも、これはこれから紹介する数々の失敗のほんの序章ですねん。
作り方STEP2(脚の木材カット)失敗その2
①今回購入したプロトラクター(角度測定2本竿)はメッチャ使えます!!
角度を測るだけでなく、直角に線を引く時にも使いやすく大変重宝しました。
ここで失敗その2
②最初の計画は、脚の角度75度でした。
プロトラクターで角度を測り、墨入れは75度の斜めだけして、その面を上にして、直角に真っ直ぐ下にカットしましたが、実際は全然角度や長さがバラバラ。マジ!!ムズ~。
4面ともきちんと墨入れして、その線に沿っているか確認しながら、慎重~に、慎重~にカットしないと、狂ってしまいます~。(私の場合はそうでした)
③気を取り直し、角度75度⇒85度へ変更しカットし直しました。
ノコを入れ始めは滑りますので、100均のノコガイドを使いました。
ノコの入れ始めだけガイドを使って、後は墨入れの外側ギリギリを狙ってカットしていきました。
作り方STEP3(下の段の相欠き継ぎ)失敗その3
①相欠き継ぎは、適当な長さにカットし、5度の角度はまだカットしない方が良いです。
②2本クランプで固定し、中央に木材の幅(3㎝)に一緒にカットする。深さは2㎝。
③切断面が凸凹になったら、鋸ヤスリで平らにします。
鋸ヤスリはガリガリ効率良く削れて、作業がホント楽になります。
失敗その3
溝を掘る際に、線の内側と2㎝の深さ以内にノコを刃を入れること、溝の底は2㎝の線から1㎜程内側にノミを入れること、これをやらないと後でヤバくなります。
私はノコを2㎝の線に沿って入れた為左右が少しブカブカで、溝の深さも2㎝以上になったので、組合わせた際に段差が出来てしましました。
(次の写真で相欠き継ぎの十字が平でないのがわかるでしょう?
縦の方が少し上で、これが上の段の相欠き継ぎの長さに影響し、次の失敗その4に繋がっていきました。
溝が出来たら、脚に合わせてみてカットする位置を決めてから5度の傾斜でカットすれば、好きな高さに相欠き継ぎができると思います。私は先にカットしてしまいました。
作り方STEP4(上の段の相欠き継ぎ)失敗その4
①上の段の相欠き継ぎもSTEP3と同じです。
ここで重要なポイントは、上の脚と脚の間に合わせてカットする必要があります。
脚がキッチリ地面に接している状態にして、脚と脚の間のサイズに合わせれば、後で4本の脚がグラグラすることはないです。
失敗その4
②上の相欠き継ぎも先に傾斜をカットした為、長さが合わなくなりました。
STEP3で下の相欠き継ぎ溝を必要以上に掘ってしまった為、若干上についた分、脚の開きが大きくなったのが原因だと思います。
③上手くカットできたら、先に1組ボンドとビス打ちで固めました。
④次に、もう一組の脚も同じ様に脚がキッチリ地面に接している状態にして、脚と脚の間に合う様にカットしました。
写真の墨入れ線は溝を掘った際に、溝から均等に墨入れしものですが、実際は左右がこんなに違ってました。
作り方STEP5(脚の完成とダボ埋めと塗装)
上の相欠き継ぎをボンドで固めてから、最期の脚を付けて完成で~す。
グラグラせず、4脚でしっかり立っているかを確認します。
⑤ダボ埋めもしました。
同じ木で模様も同じところから埋木を取ると、一見気付かないぐらい綺麗になります。
ダボ埋めは「アイアン収納棚の簡単な作り方」でも詳しく紹介していますので、よろしければご覧ください。
⑥塗料はターナーミルクペイントインクブラックを使いました。
アイアン風にするなら、コスパ抜群の塗料です。
基本は原液を塗ります。綺麗に濡れたので1回塗りで終了しました。
直ぐ乾きますが、匂いが少し残るので1日外で乾燥させた方が良いと思います。
作り方STEP5(座面切抜きと塗装と取付)
①座面は端材の無垢の杉板を使いました。
②直径30㎝の綺麗な円の墨入れをするのに、端材のべニヤ板を使いました。紐でやるよりも格段に安定します。
③円の中心に釘を打って、15㎝の所に墨入れ様の穴を開けるだけです。超簡単~。
④丸の墨入れが出来たら、手鋸でカット!!(ジグゾー無いし…)
この為に木工ペッカー80(曲線がカットできる手鋸)を購入。
糸鋸もありですが、こっちの方が早くカットできるのではと思います。
⑤木工ペッカーでも墨入れに沿って曲線をカットするのは結構難しいですね。
⑥直径30㎝の円が限界で、これ以上直径が短いと、糸鋸の方が良いかも知れません。
⑦手鋸だけでは綺麗にカットできませんが、鋸ヤスリでガリガリ削れるので、綺麗な円になりました。
⑧塗る前に420番の紙やすりをかけてます。
⑨塗装は、家具とテイストを合わせる為ブライワックスジャコビアンを使いました。
1回塗りでイメージの色が出たので、30分ほど乾燥後、たわしで擦って光沢出して、ウエスでふき取りで終了しました。
⑩最期に、脚と座面をボンドとビスで固定して、完成で~す。
完成
リビングのテイストに馴染んで良かった~。
ちょっと一言
①始めてのスツールDIYで、失敗もたくさん経験しましたが、ほぼイメージ通り出来たので良かったです。
②座面の上から穴を開けたくなくてこのやり方でやりました。
③相欠き継ぎを2組作ったので、それだけ難易度が上がりました。
④先ずは、サイドテーブルとして飲み物を置いて映画観ます!!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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