こんちは。内窓を作るのは2回目です。
2回目とのなると作るのは超スムーズ。材料を揃えてから数時間で出来上がりました。
今回は、ブルックリン風の内窓を作りましたので、詳しい作り方を紹介します。
もちろん失敗もやってますので、これから内窓に挑戦される方にご参考となれば幸いです。
やりたかったこと
①ブルックリン風の内窓を作りたい
②技術は無いけど、サインペインティングを取り入れたい。
③スペースがあるので、A3サイズの大きなクリアステッカーを貼ってみたい。
用意したもの
【内枠】
①桧材:9㎜×30㎜(コーナン)
②ポリカーボネート:4㎜ クリア(コーナン)
③レール:パネルフレーム用上レール2725(幅30㎜高さ16㎜)下レール2726(幅30㎜高さ7㎜)
④マスキングテープ(幅30㎜程度)(トステムビバ)
⑤両面テープ(幅30㎜程度でなるべく強力なやつ)(トステムビバ)
⑥コーナークランプ4台セットAmazon
⑦木工用ホッチキス(ダイソー)
⑧ターナーアイアンペイントブラックAmazon
【内窓】
①ポリカーボネート用スプレー塗料(タミヤカーラー ブラック)
②スプレー塗料(タミヤカーラー ゴールド)
③デザインナイフ(ダイソー)
④梱包用テープ透明(コーナン)
⑤定規
⑥はさみ
⑦洗面器かバケツ
⑧歯ブラシ
⑨シート貼りローラー(100均でも売ってます。)
STEP1(内枠の設計図)
①窓の寸法を測る。左右の寸法が少し差があっても、レールの溝の高さで吸収できます。自分のマンションも寸法が数㎜違いましたが、大きい方の寸法でカット。
②今回は内枠作りを簡単にご紹介します。
詳しい作り方は、「簡単!!失敗なしの内窓の作り方」①~③をご覧ください。
この通りにやれば殆ど失敗なしで出来ると思います。
私もこれを参考に作ってスムーズに失敗なしで数時間で出来ました!!
STEP2(内枠組立て)
①木材カット
内枠木材の寸法が決まったら、ホームセンターでカット。(内枠は真っ直ぐにカットしないと失敗します。初心者の方はホームセンターでカットしてもらうことをお勧めします。)
縦の寸法は、(窓の内枠の長さ-1.8㎝(上レールに入れる為)-1.0㎝(下のレールに入れる為)でカットすれば上手くいくと思います。(記載のレールを使った場合です。)
②塗装
前回は確認の為一度枠を作ってから分解して塗装しましたが、今回は塗装してから組立てました。
塗装するのは、前面だけで、裏面はポリカーボネートを付ける印を付ける為、無塗装にします。
・ターナーアイアンペイント(ブラック)を使っています。何でも鉄の様にする魔法の塗料です。
③窓枠に上下のレールを付ける。
⑤コーナークランプを使って、正確な正方形を作って、ホッチキスで留める。
コーナークランプは内窓を作る際に必須アイテムです。これが無いと正確な長方形の内枠を作るのは至難の業です。安いものですし、これからも様々な場面で活躍すると思いますので、まだ持ってない方は、強くお薦めします。
前回は慎重にやったので、仮留めで一度窓枠にはまるか確認しましたが、前回の経験があるので、この段階で一機にボンドも使って固めに行きました。
⑥ポリカーボネートは、内枠が出来てから枠の-1㎝の寸法を測ってから購入しました。
・ポリカーボネートは、縦1820㎜、横910㎜あるのでホームセンターでカートした方が良いと思います。
・ポリカはカッターでカットできますが、横方向のカットは、定規がズレやすくやりにくいです。
・コーナンの作業スペースでカットしようとしたところ、店員さんがクランクと板とカッターを無料で貸してくれました!!。
・クランクで板を固定すると、ポリカが動かないので横のカットが恐ろしく楽チンにできました。コーナンさんありがとうございました。!!
⑤カットしたポリカーボネートを内枠にホッチキスで留めます。
これで、枠のグラグラは無くなります。
⑥取り付けた後、埃が入らない様にポリカの周りをガムテープで貼り付けて、内枠は完成です。
同じサイズのものを2つ作ります。
STEP3(サインペインティング風デザイン作りとカット)
①好きなデザインを作ります。今回はサインペインティング風に文字にします。
・CANVAを使ってデザインを作っていきました。(モチ無料)
・横長にしたかったので、テンプレートはプレゼンにしました。
②好きなフォントを選択→エフェクト→中抜きで文字を作成。
③作ったらダウンロードして、ペイントを立ち上げ印刷します。
・家のプリンターはA4なので、コンビニで拡大しました。
・180%拡大でギリギリA3に入りました。
・切抜きはデザインカッターと、定規を使えば上手くいきます。
④ゴールドの周りにブラックの縁取りを入れるので、別けてカットする必要があります。
・その際、文字の中の方(小さい方)からカットしていけば、上手くカットできると思います。
STEP4(ラッカースプレーで塗装)
①カットが出来たら、ステンシルする場所を決めて、ポリカにコピー用紙を貼り付けます。
②裏返して、スティックのりで文字の周りを塗っていきます。
・この糊は貼って剥がせるスティックのりで、すぐに剥がせます。(ダイソーで売ってます)
・文字の周りを沿う様に塗らないと、少しでもコピー用紙が浮いていると、スプレーがはみ出てしまいます。
③先ず、ゴールドを塗るので、ゴールド以外の場所は全て糊で張り付けた状態にします。
・今回使用したスプレーはポリカーボネート用スプレーで検索して購入したのですが、ゴールドはもしかしたらポリカ用とは記載がないので、違うのかも知れません。
・どちらも、強烈なシンナーの匂いがしますので、絶対に外でマスク着用でやりましょう。部屋でやるとシンナーが充満して大変危険です。
④ゴールドの塗料が十分に乾いたら、今度はゴールドの上にカットしたコピー用紙でマスキングをします。
・塗料が十分乾いていない状態で、糊の付いたコピー用紙でマスキングすると、マスキングを剥がした時に、塗料も一緒に剥がれます。
・私はここで、はやる気持ちを抑えられず、半乾きの状態でマスキングしましたので、塗料が所々剥がれてしまいました!!(失敗その1)
⑤次にブラック塗料をスプレーして、乾いたらマスキングを全て外して出来上がりです。
・ゴールドが所々剥がれているのがお分かりでしょうか?もう修復できません…。
・実際に窓に付けてみたら、ぱっと見てもあまり目立たず、まあ許せる範囲です。
STEP5(クリアステッカー作成)
①こちらのデザインんはFREEPIXから無料ダウンロードしました。
・FREEPIXの使い方とクリアステッカーの作り方は、「超簡単!!A4サイズのクリアステッカーの作り方」をご覧ください。
②A4サイズの際も、素材をパーツに分けて透明テープを貼りましたが、今回も同様です。
・透明テープを貼る時に、テープが直ぐにコピー用紙にくっ付いて皺になってしまうことが良くありました。
・今回それを解決する素晴らしい?裏技をお伝えします。
・透明テープの端をセロテープで固定し、真っ直ぐな面を作ります。両手が使えるので、コピー用紙を端から指でスリスリしながら貼れば上手くいきます!!。この方法に気付く前に、「CUSTOMS」にテープを貼ったので案の定皺になってしまいました。(失敗その2)
③クリアステッカーが乾いて粘着力が出てきたらポリカに貼っていきますが、ここでもちょっとした裏技を発見しました!!
・分解したパーツを基の位置通り貼るのは難しいですが、ポリカは半透明なので、裏側に同じサイズのデザインを貼り付けて、それに合わせて貼るだけでバッチリ原版通りの位置に収まります。
④これでクリアステッカーも完成です。A3サイズなので、パーツもそれだけ多くなり結構時間がかかりましたが、コストはコピー用紙とコンビニのコピー代10円です。驚異的に安いでしょ!!
完成
2回目の内窓なので、内窓の枠を作る心配より窓のデザインを何にするか随分悩み?楽しめました。
ついでに、フェイクグリーンも買い足しお気に入りの空間になりました。
ちょっと一言
・内窓を作るのは、①窓枠の寸法を正確に測り、ご紹介したレールに入る様にお勧めの長さだけカットする。②ホームセンターでカットしてもらう。③コーナークランプを使って正確な正方形を作る。の3点に気を付ければ失敗は無いと思います。
・初めて挑戦したサインペインティング風ステンシルですが、実は本番に入る前に端材のポリカでテストしました。
・このテストで、「B」や「O」の中のマスキングし忘れ、ゴールド単色だと文字がボケることが経験できました。
・木材でワックスをいきなり使ってイメージと全く違う物ができた苦い経験「ウォーターベースウッドダイ、ブライワックス重ね塗り失敗例」から、初めてやる時は、面倒ですがテストするのが良いと思います。
最期までご覧いただきありがとうございました。
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