こんにちは。ヘリンボーンってかっこいいですよね。
100均のシートもキッチンに貼っていますが、テカテカしてて本物っぽくないですよね。
実はシューズ収納棚を作る際に、是非ヘリンボーンボードを使ってみたくて、色んなサイトを探しました。板を何枚も繋いでやるやり方もある様ですが、今回は作りたいボードの面積が縦50㎝、横108㎝と大きいので諦めてました。
でも彫刻刀を使った簡単な方法を紹介されているサイト「ヘリンボーンの天板を簡単にDIY!初心者でもペイントでおしゃれな柄が作れる!」を発見し、こちらを参考にさせていただきました。
彫刻刀で溝を掘ったり、マスキングしたりと結構大変でしたが、板を何枚も作って貼り合わせるより、簡単に作れたと思います。
作り方を出来るだけ詳しく紹介しますので、皆さんのご参考になれば幸いです。
用意したもの
①板(シナ合板)
②定規
③彫刻刀:(三木章 パワーグリップ彫刻刀 三角1.5MM)
④紙やすり:450番
⑤タオル
⑥ウオーターベースウッドダイ(イユー)
⑦刷毛
⑧ブライワックス(ラスティックパイン)
⑨ブライワックスを塗るスチールウール
⑩たわし
⑪グローブか軍手
デザイン決め
ネットでたくさんのデザインを探しました。一口にヘリンボーンって言っても、いろんな種類のものがあり、めっちゃ迷いますわ~。
今回は初めてなので、あまり冒険せず、ザ、ヘリンボーン的なデザインにしました。
デザイン案は方眼紙に数種類書いてみて、作業が楽そうなものにしました。
ヘリンボーンって規則正しい長方形の組み合わせなので、デザイン案を考える際は、方眼紙を使う事がお勧めです。
またサイズがきっちり計算でき、実際のイメージが掴めます。
又実際のボードに下書きする際、大変役に立ちます。
テスト塗りで色を決める
実は一番悩んだのは色です。
何色使うか。実際どんな色になるか。どんな塗料を使えば、イメージに近い色になるか。
これらって、実際に使う木材を使って、テストをやってみないと分からないですよね。
私の場合、ぶっつけ本番でやって、全くイメージ通りのものが出来ず、痛い目にあってます。
その原因と対策は「ウオーターベースウッドダイ、ブライワックス重ね塗り失敗例」をご覧ください。
失敗したら木材や時間は無駄になるし、誰もが回避したい。そんな時、親切に相談に乗ってくれたのが、GALLUP/ギャラップさんです。
メールでイメージの画像を送って相談したら、例えばパイン材ならどんな塗料を使えば良いか、その塗料を使えばどんなイメージなるか等を詳しくアドバイスをいただきました。
アドバイスを頂いたので、安心して作業に入れましたし、今回は事前にボードの裏面でテストもしたので、イメージに近いものができました。
不安になったら、プロに聞くのが一番ですし、ギャラップさんは親切に対応してくれるのでお勧めですよ。
写真は、色とデザインを、実際に使うシナ合板の裏面を使って、テストしたものです。
右から
「ワトコオイルダーク:ダークウオルナット+ブライワックス:ラスティックパイン」、
「ウオーターベースウッドダイ:イユーのみ」3倍に薄めてます。
「ウオーターベースウッドダイ.イユー+ブライワックス.ラスティックパイン」
「ウオーターベースウッドダイ:ライトオーク+ブライワックス:ラスティックパイン」
このテストで、
①柄が大きいので小さくする
②色は「ウオーターベースウッドダイ:イユー」と「ウオーターベースウッドダイ:イユー+ブライワックス:ラスティックパイン」の2色にすることに決めました。
下書きと彫刻刀で溝を掘る
方眼紙に書いたデザイン案を基に、実際のボードに鉛筆で下書きをして、彫刻刀で溝(1㎜ぐらい)を作ります。
写真では分かりずらいかも知れませんが、溝は2本間隔で入れてます。
全部溝を掘ると心が折れそうなので、真ん中はマスキングテープだけで色を分ける手抜き方法にしました。
結果オーライで、片方には必ず溝があるので一見して分からないです。
ちなみに彫刻刀は作業中に、刃が滑ったりするので、グローブが無いと危険です。
塗装
先ず、全面にウオーターベースウッドダイだけ塗ります。3倍に薄めてます。
2色なので、この色を残す部分だけマスキングすれば、もう1色のブライワックスを塗って終わりだからです。
次に、マスキングをします。
今回は交互に色を変えたので、マスキング作業が大変でした。
出来上がりを見た時、意外にカッコいいので、これで終わりにしようかとも思ったぐらいです。
この上からブライワックスを2度塗りました。
その後、たわしで擦って艶を出し、その後タオルで更に擦ったので、かなり光沢が出ました。
一部マスキングを外した時の写真です。「うーん…。色的にはマスキングした方が綺麗やん…。」でもマスキングテープそのまま貼ったままは、あかんやろ。
ということで、全てマスキングを外して完成です。
完成
如何でしたか?
木材を貼り合わせて作るヘリンボーンは、それはそれでかっこ良いいですが、大きな面積のボードを、ヘリンボーン柄で作るのは大変です。
彫刻刀を使うやり方でも、十分カッコいいものが出来ることが、分かりました。しかも簡単です。
今度はもっと凝ったデザインに挑戦してみたいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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