こんにちは。
我が家の玄関は賃貸住宅で狭いです。先日、シューズ収納棚を作った「シューズ収納棚を作る時に気を付けるポイント2つと、詳しい作り方」際も、傘立てをどこに置く場所をどうするか、悩みました。
シューズ棚の反対側の壁に置くと、玄関が狭くなるので、結局以前から使っている隙間にすることに決めました。
隙間のサイズにぴったり合う、ブルックリン風な傘立てなど、市販されてないので作ることにしました。
自宅の玄関にピッタリなサイズの傘立ての作り方を、詳しくお伝えします。少しでも参考になれば幸いです。
やりたかった事
①隙間の幅が20㎝、奥行が32㎝、高さが112㎝の中で、ジャストフィットするサイズ
②扉を開閉式にして、低い小物も収納したい。
③傘の高さを同じにして、取りやすく一目でわかりやすくしたい。
④なんたってブルックリン風でカッコよくしたい。
と少々欲張ってます。でも、これがDIYならではの魅力ですよね。よ~し、頑張るで~。
用意したもの
【購入した物】
①ファルカタ材(1820・350・1.3㎜) 2,769円 トステムビバ
②タッピングビス6X16(50)338円 トステムビバ
③桐すのこ2枚組(750・330・2.7㎜) 382円 コーナン
④白松材2本 937円 コーナン
⑤バルサ丸棒 357円 コーナン
⑥PCマグネキット2個 280円 コーナン
⑥蝶番4個入り 110円 セリア
⑦キャスター2個入り×2 220円 セリア
【家にあった物】
①杉板端材(底板用)
②すのこ端材(表扉補強材)
③ブライワックス(ラスティックパイン)
④ワトコオイル(ダークウオルナット)
⑤ターナーペイント(アイアンブラック)
作り方
STEP1(設計図)
①隙間にぴったりとは言え、ピッタリすぎると出し入れしにくいので、横幅は両側から1㎝程度間隔は必要です。
②すのこのサイズは、33㎝が合わないので、ばらして使いました。
③ファルカタ材は土台と飾りの板用で、1枚でうまく面積が取れました。
④設計図を付けてますので、参考にしてください。
狭い場所に、ピッタリなものを作るので最初の設計で、成功するかどうかが決まります。逆に決まってしまえば、後は組み立てるだけなので、楽チンでございます。
STEP2(土台)
①ファルカタ材は、いつもの通りホームセンターでカットしてもらいました。端材は自分でカットしました。
②カットしたパーツは先に塗装します。
③木材なので仕方がないですが、時間が経つとたわみます。ファルカタ材は集積材で、ビニールでキッチリ囲われて売っているので、大丈夫だと思ってましたが、少したわみがあります。
これって、店頭で識別するの難しいですよね。これくらいだったので、底板を付けたら修正出来ました。
④床の防水用のシートは、家電を買った時についていた保護シートを、タッカーとマスキングテープで留めただけです。
⑤柱は、傘をかけた時に柄が壁に当たらない様に、外側から4㎝内側に取り付けました。
柱は真っすぐに取り付けないと、丸棒が綺麗に2本の柱に収まらなくなります。
その為、先ずは取り付ける場所をしっかり計って、ボンドでくっつけて、それからビスを打ってます。
STEP3(扉)
①桐すのこは一旦ばらして、幅が30㎝になる様に、内側に端材(100均すのこの残りをばらした)を使って連結しました。
すのこのばらし方は、こちらのサイト「100均すのこのサイズと下駄の外し方。」を参考にさせていただきました。
②端材とすのこは、ボンドでくっつけてますが、上側の一本だけはビスで補強してます。
これは、すのこを持って開く際、磁石が強すぎて、ボンドだけだと、すのこが外れる危険性が高いからです。
③蝶番は4つ付けました。蝶番の向きっていつも悩みます。写真の様な向きにすれば、上手くいきました。
STEP4(タッピングビスとステンシル)
①タッピングビスは、インダストリアルな雰囲気を出して良いですよね。
特にブラックの下地色に相性抜群。それに安い!!
②ブルックリン風にステンシルしました。
③ステンシルの素材は、いつもFreePikからいただきです。
尚、素材の探し方や、ダウンロードしてステンシルするまでは、「超簡単!!A4サイズのクリアステッカーの作り方」詳しく説明してます。
④磁石の取付は、先ず扉の方に金属を取り付けて、磁石台は金属にくっつけたままの位置で印を入れて取り付けます。
磁石のくっ付きが悪いと、扉が傘の重みで開いてしまう可能性があります。
完成
最後に、ステンシルした板と丸棒を取り付けて、完成です。
かなり頑丈で、荒っぽく傘を放り込んでも大丈夫です。容量も十分です。
またステンシルや、タッピングビスがアクセントになって、「なかなか、ええやん!!」と自己満足してます。
ちょっと一言
今回2つの失敗をしてます。(いつも、なんかやらかしてます。)
①横幅サイズがほんの少しだけ大きかった。
壁とシューズ棚の間が20㎝あるので、扉の厚みを入れても20-17.5=2.5㎝余裕があるので、いけると思ってました。
が、実際は、飾りの板の厚さ1.3+すのこ厚さ1㎝=2.3㎝で余りが0.2㎝となっていました。これではギリギリ過ぎて、出し入れする際横揺れするので、板がシューズ棚に擦ってしまいます。
板の塗装が剥がれそうなので、飾りの板を貼るのを諦めました。
②スタッピングビスを打った際、板が割れた。これはビスが太かったのが原因ですが、太いビスを打つ時は、下穴を大きく開け、ゆっくり回しながら締めることで対応できます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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